2025.01.22

 空は晴れている。昨日の夕方の散歩で見た黒い雲は、さっそ夜の間にいなくなってしまったのだろうか。そして、黒い雲を背景に東の空に見えていた虹があまりにもあたりの風景と比べ、孤立していたので、その記憶が消えない。マルがどういうわけかセカセカと足早に進む。何が彼にあったのだろうか。季節が変わるということだろうか。わからない。星が見えているのに、普段よりもっくっきりと見えているのに、見えていない気がする。

 自由な時間。午前、昨日刷った双紙の表紙画を段ボールの箱にしまう。それからインクを乗せた石板を外に出し、せっせと洗う、ローラーも。それから9ポ活字の整理。外に出した活字をすべてすだれに納める作業。これを終えてから、双紙の文選に入る。

 午後、午睡。起き出して工房に入り、9ポ活字の整理。やっと工房の中のものは終える。あとは、母屋にしまっていた展示の時の障子のある家の組版のみ。

 夕、マルと散歩。久しぶりにコーギーのガロちゃんと会う。幅3メートルほどの用水路を挟んでの遠い距離。相変わらず彼女はマルむ向かって終え続ける。マルは、最初ゴロちゃんと気づかなかったので、応戦しようとしたが、直ぐにゴロちゃんと気づき、クンクンと近づこうとする。叶わない相瀬のようなマル。


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