2025.01.27
今日は新月なのだろうか。さそり座あたりから立ち上る三日月がなかなか現れないのだ。それで、空一面に星が見える。白鳥座も綺麗だし、北斗七星が頭上に落下しそうになって張り付いている。どこかにモヤモヤした気持ちがある。ギアが言うことをきかないでいる。誰の命令なのかわからない。命令は、突然に生じて、消えるのに時間がかかり、それまで体のどこかに居座っている。気がつくまでに幾日もかかる。しょうがない。寒い朝だった。
双紙の印刷のための活字を注文をする。その後、やることがなくなった。今、やらなければならないことを、先のことを考えながら予定を立てる。自分を追い詰めようとしているわけではないけれど、見通しをよくして余裕を持ちたい、という勝手な解釈をする。結果、庄司さんのつぶやき詩集のプロトタイプ2回目の製作をすることが大切との認識に至る。それで、鹿敷製紙さんの楮のロール紙を母屋から工房に持ってきて断裁を始める。長さ170ミリを200枚切り出す作業なのだが、やる前から、やたら肩や首が痛くなる。午前で25枚をやっと切り出し、終える。もうたくさんだ。
午後、気を取り直して和紙の断裁作業。50枚に到達したところで、もう嫌になる。それから母屋の書斎に戻り、つぶやき詩集のページ数を把握するためにインデザインで製作をする。ひたすら入力作業を行う。
夕、マルと散歩。明るい日差し。白鳥が久しぶりに上を通る。夕陽が羽にあたりオレンジ色に光っている。綺麗。
夕食前、引き続き、つぶやき詩集の入力作業。その結果、本文で54ページになることを知る。一冊で袋綴じの和紙を27枚用意する必要がある。だから、最低でも170枚切り出すことになる。
中村さんから新しい詩が届く。
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