日記

2025.01.28

　一月も終わる。月が出ていない。新月の日は明日らしい。白鳥座が一段と高い位置に登ってきた。もっと上に登る時には、もう陽が昇り、春の日差しになるだろう。朝に消える。さそり座は、相変わらず。この時間は南の空に輝いている。マルは、途中から忙しくなり、この日記を書いている時間になっても、目を爛々と輝かせ、わたしの動きを、腰を高く上げ、見張っている。さまざまな動線が、考えられるのですが、込み入ってしまった一つひとつの線をほぐすのは勘弁してほしい。そのままでいいから、終わり。

　午前、双紙のための和紙の断截。昨日行った170mm×1050mmの横長の和紙を四等分にする作業。机の上にカットシートを敷き詰め、250mmに切ってゆくためのメモリに印をつけ、和紙をとりあえず一冊分８枚を並べ、カットしてゆく。思ったよりも狂いなくできたような気がする。それに霧吹きをかけ、均す作業。それからゲラ箱に入れ、重石を置き、固める。それをしている間に、木活字が届く。それからは、梱包を解き、木活字を並べて整理する作業に没頭。他のことができなくなる。

　午後、午前の続き。木活字の整理。思ったよりも多くの活字があるような気がする。これで何をするのかわからないが、おいおいやりたいことが生じたらやろうと思う。

　夕、マルと散歩。こう君のお母さんに最初、次にこうくんのお父さんに可愛がっていただく。その間、マロンちゃんに会う。たくさん嬉しいことがあった散歩の日。